クコの葉茶をご存じでしょうか?
「クコの実(ゴジベリー)がなる木」というと、ピンと来る方も多いかもしれません。
クコの葉茶は、栄養豊富でノンカフェインということで健康意識の高い人に注目されている健康茶の一つです。
今回はそんなクコの葉茶の成分や味、作り方などについてご紹介します。
クコの葉とは?
クコの葉茶は、文字通り「クコ」というナス科の落葉小低木の葉っぱを使ったお茶です。
おもに中国などの東アジアに生息しており、夏になると淡い紫色の花を咲かせます。
クコの実は「枸杞(くこし)」や「ゴジベリー」とも呼ばれ熟すと紅色になります。
さらに、根の皮は「地骨皮(じこっぴ)」と呼ばれています。
クコの葉は煎じてお茶に、クコの実はドライフルーツやドライフルーツ、根皮は漢方・薬膳料理などに使われることが多いです。
またクコ茶にはカフェインが含まれていないため、カフェインが苦手な方でも安心して飲むことができます。
クコの葉茶に含まれている成分
クコの葉茶には様々な成分が含まれています。
ここでは、クコの葉茶に含まれる代表的な成分のみご紹介します。
ベタイン
ベタインはトリメチルグリシンとも呼ばれるアミノ酸の一種。
自然界では植物や海産物に多く存在しており、エビ、カニ、タコ、イカ、貝類など甲殻類や軟体動物に多く含まれています。
甘みやうま味、保湿に関係する物質です。
ルチン
ルチンはポリフェノールの一種であり、天然に広く存在するフラボノイド化合物。
以前は「ビタミンP」と呼ばれていた成分で、特にそばに多く含まれていることで有名です。
カリウム
カリウムも多く含まれています。
他に含有している代表的な食材は、果物だとバナナ、メロン、アボカド、野菜だとホウレンソウ、サツマイモなど。
クコの葉茶に副作用はある?
クコの葉茶はクコの実同様、胃腸が弱い方は飲みすぎると消化不良で下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。摂取量には十分気をつけましょう。
また、クコはナス科のため、ナス科アレルギーの方は摂取を控えた方が良いでしょう。
妊娠中の方、持病がある方は、事前にかかりつけの医師に相談の上、飲むようにしてください。
気になるクコの葉茶の味は?
クコの実は想像できるけど、クコの葉茶は一体どんな味?と思う方も多いかもしれません。
クコの葉茶には苦味や渋みはありませんが、独特な風味があります。
「イグサや畳のような味わい」と表現すると分かりやすいかもしれません。
自宅で本格的に!クコの葉茶の作り方
自宅でクコの葉を栽培している、クコの葉を知り合いからもらったから自宅でお茶を作ってみたい・・・そんな方は、以下で紹介する作り方を参考にしてみましょう。
②急須を火にかけ、沸騰したらとろ火にして5分間待ちます。
③5分経ったら火を止めます。
④クコの葉茶を湯飲みやカップなどに入れたら完成です。<参考:あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木>
まとめ
クコの葉茶は、風味は独特であるものの飲みやすいと評判のお茶です。
ぜひ一度ご賞味いただき、普段の生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに当社でも、クコの葉茶を販売しております。
当社で販売しているお茶は、宮崎県霧島の雄大な土地で育ったクコの葉を使った無農薬・国産のクコの葉茶です。
ご購入希望の方は下記よりどうぞ。
クコの葉茶はこちら
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