スギナ茶の茶がらを使ったレシピ・料理の第一弾の記事。
今回は、「スギナ茶のふりかけ」の作り方をご紹介。
スギナ茶とは?
スギナ茶とは、ツクシの栄養茎であるスギナを使ったお茶のことです。
畑に多く自生し、駆除をしてもすぐに生えることから、農家やガーデニングをする人からは敬遠されている植物です。
何度も自生することから、秘めたパワーはすごく「ミネラルの宝庫」とも称されることもあります。
味は、海苔のように香ばしく、クセも苦味もなく比較的飲みやすいお茶です。
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スギナ茶の茶殻を使ったレシピ・料理活用法
では、スギナ茶の茶殻を使ったレシピを一つご紹介したいと思います。
必要なもの
- スギナ茶
- 塩
- ごま
- すり器・すり鉢(なければスプーンで代用可)
作る手順
まず、煮出した茶殻をキッチンペーパーなどにとり、1日ほど乾かします。
このように乾きました。
フライパンで少し乾煎りします。火の強さは弱火程度。
お茶の香りがしてきたら、火を止めます。
サランラップの上に移して・・・
このように包みます。
すり器がない場合は、このようにスプーンの裏ですり潰して、スギナ茶葉を細かくしていきます。
大体細かくなったら・・・
茶こしに入れます。
上からトントンと叩き、細かい部分だけ濾します。
細かい部分が濾せたら、お皿にまとめておきます。
茶こしに残っている部分は・・・
包丁などで細かくして、再度茶こしに移して濾過→包丁で細かくするを繰り返し、細かい部分だけ残していきます。
続いて、ごまも軽く乾煎りします。ごまの香りがしてきたら、火を止めます。
ごまとスギナを合わせたところに塩をかけます。
少量だと、塩っ気がないので、気持ち多めにかけましょう。
ごまとスギナと塩が偏らないように混ぜます。
これで完成!
ご飯にかけるとこんな感じです。
食べた感想は?
ごまの風味に合わさって、青い海苔のような風味が漂い、美味しい味わいになりました。
ポイントはごまの量ですね。
今回は、少しごまの量が多すぎてごまの風味が強すぎたので、1:1の割合でちょうど良いかもしれません。
※今回の記事はこちらを参考にさせていただきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飲んだ茶殻もったいないな・・・と思ったら、今日紹介したレシピを参考にしてみてください。
ちなみに、当社でもスギナ茶の販売をしています。
宮崎県は霧島山の麓の新鮮な空気をたくさん吸った無農薬の天然のスギナを使用したリーフタイプのスギナ茶が味わえます。
当社のスギナ茶は煮出しても色も味も薄めで、スッキリとした味わいで飲みやすいです。
ご購入希望の方は、以下の画像からどうぞ。
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