桜といえば、日本を代表する花。
日本人はみんな大好きですよね。
では、桜を使った「桜茶」ってご存知でしょうか?
桜茶は桜の花と同じように見た目も美しく、香りもとても良いんです。
この記事では、そんな桜茶について、桜茶に含まれる成分、桜茶の入れ方についてご紹介します。
桜茶とは?
桜茶は、桜の塩漬けにお湯を注いだお茶のことで、「桜湯」と呼ばれることもあります。
もともと桜茶は、結納などお祝いの席で出されていたお茶でした。
お湯を注ぐと、桜の花びらがだんだんと開いていく様子が、「未来が開ける」「縁起をかつぐ」とされ、祝いの席で出されるようになったといわれています。
現在もこの風習が残っており、地域によっては祝いの席で桜茶が振る舞われることもあります。
ちなみに、桜の塩漬けで使われる八重桜の80%は、神奈川県の小田原市、秦野市で生産されています。「関山(かんざん)」という品種が特に有名です。
桜茶に含まれている栄養成分って?
クマリン
桜茶の成分で、特筆すべきなのは「クマリン」という成分。
クマリンは、桜の香りの素となる成分です。
明日葉、パセリ、柑橘類などにも含まれています。
桜の葉を塩漬けにすることで、クマリンが持つ独特の芳香を放ちます。
ベンズアルデヒド
特殊な芳香を放つ成分。別名、苦扁桃油(くへんとうゆ)とも言われます。
桃やアンズ、アーモンドにも含まれています。
他にも以下のような成分が含まれています。
- サクラニン
- イソサクラネンチン
- アンスラキノイド
気になる桜茶の味や匂いは?
桜茶は、実際どのような味がするのでしょうか?
やっぱり、そのまま桜の味?塩辛い?
Twitterにて、実際に桜茶を飲んだ人の味の感想をまとめてみました。以下、抜粋。
別の日に飲んだ桜茶。
こぶ茶の桜味って感じでおいしかった。 pic.twitter.com/4pjrfunaky— たまごごはん (@am_gohan) 2018年3月29日
桜茶。
ほんのり桜の香りと塩味がおいしいです。お祝いのお席に用意するきれいなお茶。3号に桜の花の塩漬けのたのしみかたも載せたかったのですが、たべもの比率がさらに高くなるのであきらめました 笑。 pic.twitter.com/vjdBqLdpMi
— イデアルライフ (@ideallife_jp) 2018年3月26日
秋さん @akera03 にいただいた桜茶〜❣
(*´∀`*)
香りが良くてきれいでほんのり塩味がとてもおいしい❣ pic.twitter.com/a8FRqWBoTO— はくと@地獄会議東1カ22a (@naniwanohakuto) 2018年2月17日
お茶屋さんで買ってきた桜茶がかわいい!!花びらが開いて綺麗!味は桜餅の外側の葉っぱの味。割と好き。 pic.twitter.com/NPqi6uxltN
— すばる4号 (@subaan04) 2018年4月25日
まとめると・・・
- ほんのり桜の香りがする
- 桜餅の外側の葉っぱの味
- 塩気がある
- こぶ茶の桜味って感じ
となりました。
桜茶は祝いの席のお茶ということもあって、なかなか飲む機会もありません。
もし、ご購入の際はこちらの味の感想を参考にどうぞ。
自宅でもできる!桜茶の作り方
「せっかくなら、桜の塩漬けを使って、自分で桜茶を作ってみたい・・・」という方は、ここで紹介する桜茶の作り方を参考にしてみてください。
②桜の塩漬けを丁寧に手でほぐします。
③ほぐしたあとは、塩抜きのためにぬるま湯に5分ほど浸します。
④塩抜きできたら、桜の塩漬けを取り出します。塩抜きしたお湯は、まだ捨てずにそのままにしてください。(※なお、塩抜きせずにそのまま桜茶をつくると、塩辛くなってしまうので注意が必要です)
⑤次に、桜の塩漬けを湯呑みに入れて熱湯を注ぎます。これで桜茶の出来上がりです。
もし、味が薄いと感じたら、さきほどの塩抜きした湯を入れて味を調整しましょう。
桜茶の入れ方・飲み方について
本商品の場合は、塩漬けをしているため、入れ過ぎると塩分が強くなります。
桜の花を1、2房ほど取り、150ccほどのお湯を注ぎ、お召し上がりください。
それでも、塩分が強いと感じる場合は、ぬるま湯につけて5分ほど塩抜きした後に、お湯を注ぐようにしましょう。
桜茶の使い方・レシピ
桜茶を飲んだ後の、桜の塩漬けはそのまま食べることができます。
しかし、なかなか味や食感が独特で苦手という人もいるかもしれません。
そういった場合は、下のアレンジレシピをを参考に食べやすくしましょう。
桜のおにぎり
桜の塩漬けをご飯に混ぜ込んで、おにぎりにするのも美味しいです。
ほんのり桜の風味がして、春の季節にピッタリ。
ピクニックや遠足などの時には重宝しそうなレシピですね。
桜の炊き込みご飯
桜の塩漬け自体が塩っぱいので、ご飯全体に味がつきます。
ほんのり桜の香りがした炊き込みご飯。ごまや梅などを添えるとさらに美味しく仕上がります。
桜のサラダ
レタスやお豆などと混ぜ込んでさっぱりサラダでいただくのもおすすめ。
桜の塩漬けの量が多ければ、充分塩辛くなるので、ドレッシングは不要。
山年園が提供する桜茶について
いかがだったでしょうか。
桜の花は春の短い時期だけですが、桜茶は塩漬けにしてあるので季節を問わず年中楽しむことができます。
祝いの席だけでなく、普段の食卓やお茶として飲んでみても、華やかな気分が楽しめるのでおすすめ。
ちなみに、当社でも桜茶の販売を行っています。
当社の桜茶は、国産の八重桜を使っています。山年園限定。
ぜひ、この機会に購入して味わってみてください。
商品名 | 桜茶 |
商品区分 | 食品・飲料 |
内容量 | 40g |
原材料名 | 桜花、漬け原材料(食塩、梅酢)、酸味料、みょうばん |
原産地 | 国産 |
使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
店長の一言 | 香り豊かな桜茶です。 老舗のお茶屋がこだわり抜いた桜茶を是非お試しください(^-^)/ |
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