チアシードをご存じでしょうか。
海外の女優やセレブなどが食べ始めたことで、日本でも注目されるようになりました。
栄養が豊富なため、チアシードは「スーパーフード」とも呼ばれています。
「何となくすごいのは分かるけど、どんな食べ物なのかは詳しく知らない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、チアシードの特徴や食べ方、おすすめのレシピなどをご紹介します。
チアシードとは?
チアシード(chia seed)とは、その名の通りチア(chia)という植物の種です。
チアはシソ科アキギリ(サルビア)属の植物で、ミントの仲間です。
原産地は南アメリカで、少なくとも16世紀には栽培されていました。
チアシードは直径約1mmで楕円形をしており、形状がごまに似ています。
水を含むと半透明の膜が張られ、タピオカのような見た目になるのが特徴です。
またチアシードは無味無臭なので、いろんな食品と組み合わせて食べることができます。
チアシードの食べ方としては、ヨーグルトに混ぜた「チアシードヨーグルト」や、ミルクティーやジュースなどの飲み物に混ぜた「チアシードドリンク」が定番です。
では、チアシードが有名になったのはなぜでしょうか?
それは海外のセレブや女優たちがチアシードを好んで食べ始めたからです。
チアシードは栄養が豊富で、α−リノレン酸、食物繊維、必須アミノ酸などが含まれていることから注目されました。
チアシードは2種類ある
ホワイトチアシード
その名の通り、見た目が白いチアシードのことを指します。
「サルバチアシード」とも呼ばれています。
チアシードは黒色をしていますが、その中にわずかに混じっている白色の種がホワイトチアシード。
ホワイトチアシードはブラックチアシードよりも栄養価が高く、水を吸収した時の膨張率が高いのが特徴です。
その膨張率はブラックチアシードの10~14倍と言われています。
そのため少ない量でお腹を満たすことができます。
ブラックチアシード
ブラックチアシードは黒色をしたチアシードのこと。
一般的に「チアシード」と呼ぶ場合は、このブラックチアシードを指す事が多いです。
ブラックチアシードは、ホワイトチアシードよりも安価に手に入るのがメリットです。
チアシードの食べ方・使い方
チアシードは無味無臭です。他の食材と混ぜて食べても、食材の風味を妨げません。
そのため、工夫をすれば様々な食べ方をすることができます。
噛むのはOK?
前述したように、チアシードは水分を含むと半透明の膜を張り、プヨプヨとした食感になります。
そのためドリンクやヨーグルトと非常に相性が良いです。
ただし、注意点もあります。
それは食べるときにチアシードをよく噛むことです。
種は消化に悪く、噛まないとせっかく食べたチアシードの豊富な栄養を摂取できませんし、場合によってはお腹が緩むことがあります。
チアシードは小さい上に膜を張ってプルプルになるので、意識的にチアシードを噛むのがよいでしょう。
そのまま食べる?
チアシードは乾燥した状態で売られていますが、そのままの状態では食べられません。
食べるときはチアシードを水で戻す必要があります。
チアシードを戻すときは、チアシードの量の約10倍の水を使います。
チアシードを戻すのに必要な時間は、およそ12時間です。
水につける時間が短すぎると、うまくチアシードが戻らないので、注意しましょう。
目安量はどのくらい?
1日の推奨の摂取目安量は大さじ1杯、約10gです。
チアシードは100gあたり456kcalで、実はハイカロリーです。摂取しすぎると逆効果になってしまうので、気をつけましょう。
食べる時は基本的に水に浸す
食べる時は、基本的に水に浸してから食べるようにしましょう。
チアシード10~15gに対し水150mlが適量です。
水を入れてすぐかき混ぜるとチアシードがダマになりにくいです。
冷蔵庫で1時間ほど放置してチアシードに十分に水分を吸わせたら完成です。
より美味しくする!おすすめの食べ方
ヨーグルトに混ぜる
ヨーグルトに加えて1時間ほど冷やして放置するだけでOK。
手軽に作れて、腹持ちの良いメニューのため、チアシードの食べ方では定番です。
バナナスムージー
バナナ1本、牛乳150cc、チアシードスプーン1杯分をミキサーにかければ出来上がり。
甘さが欲しい人は、ハチミツや砂糖をお好みで加えると良いです。
サラダに混ぜる
チアシードは熱を加えると栄養分が溶け出してしまうことから、冷たいものに混ぜることをオススメします。
ポテトサラダやパンプキンサラダに混ぜると良いです。
あらかじめ水で戻しておいたチアシードを、サラダに混ぜるだけで完成。
ジャガイモやかぼちゃにチアシードが混ざり、とても美味しい食感に。
またサラダのドレッシングに混ぜると、ジュレドレッシングのようになるので非常にオススメです。
チアシードのおすすめ人気レシピを紹介
以下に、チアシードを使った人気レシピをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
チアシードの人気レシピ①:チアシード入りハンバーグ
「チアシード入りハンバーグ」は、名前の通りチアシードを入れたハンバーグです。
晩ごはんのおかずにピッタリ!
まずは以下の材料を用意します。
作り方は以下の通りです。
②ボールに材料を全部入れ、よく混ぜあわせます。
③混ぜ合わせたら、約20分おきます。その後、混ぜ合わせた材料を円盤形に整えます。
④フライパンに油を引いて、円盤形に整えた材料を焼きます。
⑤ハンバーグの両面に焼け目がつき、中まで火が通ったら出来上がり。(参考:ジューシー☆チアシード入りハンバーグ|cookpad)
チアシードの人気レシピ②:チアシードケーキ
チアシードを使ったお菓子でおすすめなのが「チアシードケーキ」です。
今回はバナナとブルーベリーを使ったケーキを紹介します。
チアシードケーキは、おやつやお茶請けなどにもピッタリ。
用意する材料は以下の通りです。
作り方は以下の通りです。
②ボールに常温のバターを入れて練った後、バターの中に甜菜糖を入れて、白くなるまで混ぜます。
③ボールに溶き卵を少しずつ入れながら混ぜます。その後、ボールに小麦粉、バナナ、ブルーベリー、チアシードをいれてさらに混ぜます。
④混ぜ合わせた材料をパウンド型に流し入れます。
⑤パウンド型をオーブンに入れて、180度で約40分焼きます。粗熱がとれたら完成です。(参考:バナナとブルーベリーのチアシードのケーキ|cookpad)
チアシードの人気レシピ③:チアシード入りわかめスープ
わかめスープにチアシードを入れた「チアシード入りわかめスープ」は簡単に作れるので、忙しいときの朝ごはんにおすすめ。
今回は1人分のレシピを紹介します。
用意する材料は以下の通り。
作り方は以下の通りです。
②カップに水以外の材料を入れ、よく混ぜます。次に水を入れ、軽く混ぜます。
③電子レンジにカップを入れ、約2分20秒加熱します(600wの場合)。
④電子レンジからカップを出し、かき混ぜたら完成。(参考:レンジで簡単!チアシード☆わかめスープ|cookpad)
山年園が販売しているチアシードについて
栄養が豊富で、著名人・セレブの間でも人気になったチアシード。
いろんな料理に取り入れられるのもチアシードの魅力です。
お好みのレシピを見つけ、ぜひチアシードをご家庭の食卓に取り入れてみてくださいね。
ちなみに当社でも、チアシードを取り扱っています。
山年園で販売しているチアシードは希少価値の高いホワイトチアシード。
当社のチアシードは無農薬・無添加なので、妊娠中の方やお子様も安心してお召し上がりいただけます。
購入希望の方は、下記からどうぞ。
ホワイトチアシード
商品名 | 白いチアシード |
商品区分 | 食品・飲料 |
内容量 | 125g |
原材料名 | チアシード(ホワイト) |
原産地 | アルゼンチン |
使用方法 | 水分に浸すと10倍に膨張し、種のまわりがゼリー状になり、満腹感を得ることができます。 また、プチプチ、モチモチの食感が楽しめ、ヨーグルト、スムージー、シリアル、サラダなどいつもの食事にプラスするだけで手軽に摂取できます。 |
使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
賞味期限 | 製造日より約18ヶ月 |
販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
店長の一言 | 当店のチアシードは【巣鴨のお茶屋さん山年園】限定の商品です。 無農薬の白いチアシードをお試し下さい(^-^) |
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