寒い冬や手足が冷えるときに、生姜を食べる方も多いかもしれません。
ぽかぽかと身体を温めてくれるだけではなく、スパイシーで独特な香りは料理をおいしく引き立てます。
しかし、食べる際に毎回皮をむいたり、すりおろしたりするのはなかなか面倒ですよね。
そこで今回は、いつでも気軽に食べられる生姜パウダー(生姜粉末)をご紹介します。
生姜パウダー(生姜粉末)とは?
生姜パウダーとは、生姜を乾燥させて粉砕した粉末のことを言います。
パウダー状なので、どのような料理や飲み物にもサッと溶けて使い勝手は抜群です。
生姜は本体の約9割が水分と言われています。しっかり乾燥させることで、生姜の栄養成分と風味がギュッと凝縮した粉末になります。
生姜パウダー(生姜粉末)の栄養成分
生姜パウダーには、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか。
ショウガオールとジンゲロール
生姜に含まれる辛み成分の1つです。
ジンゲロールもショウガオールも、生姜にしかない特有の成分です。「ジンゲオール(gingerol)」の名は、「ginger」に由来しています。
ジンゲロールは、乾燥や加熱されることで、一部がショウガオールに変化します。
生姜パウダー(生姜粉末)のカロリーは?
生姜パウダーは、商品によって差はありますが、100gで365kcalほどです。
生姜パウダー(生姜粉末)の副作用
生姜は辛みも多く、刺激が強い食べ物なので、胃腸が弱い方は一度に大量に摂取しないように気を付けましょう。
特に妊娠中の方は摂取量に気を付けましょう。食べ過ぎると、流産の危険性があると言われています。
乾燥肌や皮膚炎がある方も、過剰に摂りすぎないようにしましょう。体が温まることで、汗でかぶれたり、体に熱がこもりすぎて赤みが出てしまったりする可能性があります。
ワーファリンなど、血を固まりにくくする薬を服用中の方も注意が必要です。生姜を摂取しすぎることで、薬の効き目が弱くなることがあると言われています。
心配な方は、必ずかかりつけのお医者さんに相談してから生姜パウダーをお試しください。
生姜パウダーの1日の摂取量はどのくらい?
生姜パウダーの1日の摂取量は、だいたい1、2gほどが目安です。
前述のとおり、人によっては過剰摂取すると刺激になってしまうので、一度に食べ過ぎないようにしましょう。
生姜パウダー(生姜粉末)の味について
生姜パウダーは、どんな食感・味がするのでしょうか。
実際に食べた方の意見を、Twitterからピックアップしてご紹介します。
高知産しょうがパウダー買ったので生姜湯作ってみたけどしっかり辛みがあって美味い 生の生姜汁には劣るけど安物の生姜パウダーに比べたらかなり生姜汁に近い味がする ただ粉なので舌触りがざらざらする
— ウィジャ盤担当カワウソ狼 (@sonatine_xocyl) December 15, 2021
この前買ったしょうがパウダー辛味強めで美味いルイボスと混ぜて水筒入れて持ってきたけどしょうがの味しかしねぇ!これはこれで美味しい。リピ確定。
— 🏔ちいねい (@C_21mochi) January 13, 2021
乾燥ショウガ粉末をお湯に溶かして飲んでたら過去に飲んだお薬と同じ味と香りがする。そうだよね漢方薬に入ってるんだよね乾燥ショウガ。
— 白湯(新感覚) (@everyday2000ml) October 27, 2010
@chihopig ジンジャーそのまま入れると辛いから、ジンジャーパウダー使ったんだよ。ほんのり香りと風味がするんだー♪
— タミコイモ(;;{ ・∀・)カシワモーチ (@fttammy) April 14, 2011
生姜の風味が強く残っているので、ピリピリとした辛みを感じる方が多いようです。
そのまま食べるより、牛乳や紅茶に振りかけて、さらにハチミツなど甘いものを足すと飲みやすくなるのでおすすめです。
生姜パウダー(生姜粉末)の効果的な使い方・飲み方・食べ方
生姜パウダーは、特徴的な香りを活かして、お料理からスイーツ、飲み物など、幅広く活用できます。
ここでは、生姜パウダーのおすすめのレシピを4つご紹介します。
ジンジャーエールにする
グラスに生姜パウダー1gほど、はちみつを小さじ1杯ほど入れます。そこに炭酸水を注いで軽く混ぜるだけです。
先に炭酸水を入れると、生姜パウダーを入れて混ぜたときに空気が入って溢れてしまうことがあります。
溢れさせないために、2回くらいに分けて少しずつ炭酸水を注ぐのがポイントです。
お好みでレモンやオレンジ果汁、ミントの葉などを入れてもおいしくなります。
炊き込みご飯に混ぜる
炊き込みご飯に混ぜてもおいしくいただけます。
お米2合に対して生姜パウダーは2、3gほどが目安です。
生姜パウダー以外にも、細切りにしたゴボウやにんじん、しいたけやひじきなどお好みの具を一緒に入れて炊くだけ。
鶏肉や油揚げを入れてもコクが出ておいしいですよ。
ヨーグルトに入れる
朝食におすすめなのが、生姜パウダーを入れたヨーグルトです。
ヨーグルトに適量の生姜パウダーを混ぜるだけで、体の芯から温まるおいしい朝食になります。
ヨーグルトはレンジで少し温めておき、ホットヨーグルトにするのがおすすめです。
生姜パウダーの辛みが気になる方は、甘酒やハチミツなどを追加すると食べやすくなります。
他にもバナナなどのフルーツを入れたり、シリアルを入れたりして、いろいろなバリエーションを楽しみましょう。
チャイにする
おいしい生姜の飲み方といえばやはりチャイです。
ミルクティーに生姜パウダーをお好みの量入れるだけで、ほんのり生姜が香るチャイが簡単に作れます。
生姜パウダーだけではなく、シナモンパウダーやカルダモンパウダーなども追加すると、さらに奥深い味わいになります。
風呂の入浴剤として使う
特に冷える日には、身体の芯から温まる生姜風呂はいかがでしょうか。
生姜パウダーを適量お風呂に入れるだけで、心身ともに温まる生姜風呂の出来上がりです。
生姜独自のスパイシーな香りは、かいでいるだけでも癒されますよね。
生姜パウダーにプラスして柚子を入れたり、塩を足して発汗を促したりと、自分のお好みで生姜風呂を楽しんでください。
生姜パウダー(生姜粉末)の作り方
生姜パウダーは、生の生姜があれば簡単に作れます。
前述のとおり、生姜の大半は水分でできているので、まずは水分をしっかり抜いて乾燥させることがポイントです。
生姜パウダー(生姜粉末)作り方1:電子レンジ
まずは、電子レンジで乾燥させる方法です。
よく洗って皮をむいた生姜を、1、2mm幅くらいに薄切りにします。
そして重ならないように耐熱皿の上に1枚ずつ並べ、ラップをかけずにそのまま電子レンジで加熱します。
600wで8分くらいが目安です。
温めすぎると生姜が焦げてしまうので、様子を見ながら加熱しましょう。
加熱された生姜は水分が抜けてギュッと凝縮されています。熱がある程度冷めたら、ミキサーにかけて粉末状にします。
生姜パウダー(生姜粉末)作り方2:オーブン
電子レンジではなく、オーブンで生姜を乾燥させる方法もあります。
洗って皮をむき、1、2mmほどに薄切りした生姜を、天板の上に重ならないように並べます。
天板の上にはあらかじめクッキングシートを敷いておきましょう。
天板をオーブンの上段に入れ、100度で1時間ほど焼きます。
生姜の水分が完全に抜けきって、パリパリになっていればOKです。
乾燥した生姜の粗熱が取れたら、ミキサーで粉砕して完成です。
電子レンジ・オーブンどちらの方法も、コツは生姜の水分を完全に抜ききってカラカラに乾燥させることです。
水分が残っているとカビてしまうことがあるので注意しましょう。
生姜パウダー(生姜粉末)の保存方法は?
生姜パウダーは、すぐに湿気ってカビが生えやすいので、必ず冷蔵保存します。
保存容器や小瓶などに入れ、使ったあとは密閉して冷蔵庫に入れます。
こうすることで、生姜パウダーにとって大敵の湿気から守ることができます。
湿気が気になる方は、乾燥剤を一緒に入れておいてもOKです。
常温保存はしないように気を付けましょう。
生姜パウダーの賞味期限について
生姜パウダーの賞味期限は、商品にもよりますが未開封でだいたい1年ほどです。
開封したら、湿気に気を付けながら、半年以内くらいには使い切れるとベターです。
山年園が提供する生姜パウダー(生姜粉末)について
山年園でも、生姜パウダーを販売しております。
熊本県産の黄金(こがね)生姜を100%使用しており、風味は格別。
砂糖を入れていないので、そのまま生姜湯にしたり、紅茶や牛乳などに入れて飲んだりするのはもちろん、さまざまなお料理にもお使いいただけます。
寒い時期だけではなく冷房で冷えやすい夏にも、ぜひおいしい生姜パウダーをお試しください。
生姜パウダー
商品名 | 生姜粉末100% 生姜の力 |
商品区分 | 食品・飲料 |
内容量 | 【1袋あたりの内容量】 55g |
原材料名 | 生姜 |
原産地 | 日本[Made in Japan] 熊本県産 |
使用方法 | 普段のお食事に手軽に振りかけたり、生姜湯や紅茶などに入れたりしてご使用ください。 |
使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
店長の一言 | 少量でも抜群の風味ですので、まずはほんの少しからお使い下さい(^-^) |
蒸し生姜
商品名 | 蒸し生姜 |
商品区分 | 食品・飲料 |
内容量 | 【1袋あたりの内容量】 45g |
原材料名 | 生姜 |
原産地 | 熊本県産 |
使用方法 | 普段のお食事に手軽に振りかけたり、生姜湯や紅茶などに入れたりしてご使用ください。 |
使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
店長の一言 | 蒸し生姜は少量でも抜群の風味ですので、まずはほんの少しからお使い下さい(^-^) |
黒糖しょうがパウダー
商品名 | 黒糖しょうがパウダー |
商品区分 | 食品・飲料 |
内容量 | 【一袋あたり】180g |
原産地 | 沖縄県産 |
使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
店長の一言 | 沖縄の黒糖の甘みと生姜の辛さが抜群にマッチします(^-^) |
最新記事 by 塩原大輝(しおばらたいき) (全て見る)
- ミントティーの作り方|カフェインは含まれる?妊娠中でも飲める? - 2024年10月29日
- 武野紹鴎(たけのじょうおう)とは|わび茶(侘び茶)の発展に貢献した人物 - 2024年10月29日
- すだちパウダー(すだち粉末)の使い方を紹介!【徳島を代表する香酸柑橘】 - 2024年10月27日