月桃茶の茶がらを使ったレシピ・料理の第一弾の記事。
今回は、「月桃茶の煮豚」の作り方をご紹介。
月桃茶とは?
月桃茶の月桃は、暖かい地域に生息している植物で、ショウガ科ハナミョウガ属の多年草です。
沖縄では、伝統的なお菓子「ムーチービーサー」を包む葉として使われています。沖縄では、「サンニン」と呼びます。
月桃茶の香りはスパイシーで、柏やよもぎに似た香りを発します。味も飲みやすくさほどクセもありません。
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月桃茶の茶殻を使ったレシピ・料理活用法
月桃茶の茶殻を使ったレシピは、ほとんどがお餅やパウンドケーキといったものばかりで、一部魚を使ったレシピはありますが、肉料理はありませんでした。
なので今回、オリジナルのレシピを考案してみました。
必要なもの
- 醤油
- 料理酒
- みりん
- 水
- 豚肩ロースもしくは豚バラブロック
- ハチミツ(なくてもOK)
- 飲み終わった月桃茶の茶殻(3杯分くらい)
作る手順
まず、飲み終わった茶殻はこのようにキッチンペーパーで完全に乾いた状態にしておきます。
続いて、豚肉をお好みのサイズに切り、最初に料理酒をかけます。
その後にしょうゆとみりん、水をお肉が浸るくらいまで入れます。最後に月桃茶の茶殻をかけます。
その後、弱火で点火し、しばらく煮込みます。
味を完全に染み込ませたい場合は、30~40分くらい煮込んだほうが良いです。
醤油を入れすぎると、煮詰まって味が濃くなるので調整しましょう。
完成形はこんな感じ。ふわーっと良い香りがします。
余った煮汁は、他の料理に使えます。
醤油ベースなので、うどん、煮物などにも合います。少し月桃の香りがして良いと思いますよ。
僕は、ほうれん草のバター炒めに使いました。
食べた感想は?
醤油がよく浸かっていて美味しかったです。
ほんのりスパイシーで「八角」にも似た風味がありました。隠し味に入れるのには最適かもしれません。
月桃茶の香りで豚肉の臭みが少し消えますが、それでも気になる方は最初に豚肉だけ料理酒で下茹でしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飲んだ茶殻もったいないな・・・と思ったら、今日紹介したレシピを参考にしてみてください。
ちなみに、当社でも月桃茶の販売をしています。
当社で扱っているものは、沖縄県産の無農薬、無添加の安心安全の月桃茶です!
料理に活用できるリーフタイプは下記の画像からどうぞ。
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