中国茶を深く学びたい、もっと勉強したい・・・。
そんな方にぴったりなのが中国茶の資格。
実は、日本国内でも中国茶の資格を取得することが出来ます。
本日は、日本国内で取得可能な中国茶の資格を5つ紹介します。
資格取得にかかる費用や受験内容などをそれぞれまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
国内で取得できる中国茶の資格5選
1.評茶員/評茶師
文字が示す通り、中国茶の茶葉を鑑定する能力を示す資格で中国茶のソムリエ。
中国では、茶芸師/茶芸技師とともに国家資格として認定されています。
評茶員/評茶師は5つの階級に分かれており、初級、中級、高級、評茶師、高級評茶師となっています。
- 資格取得費用(税別):費用は要問い合わせ※渡航費などがかかる場合あり
- 資格を管理している団体・企業:日本中国茶協会
- 資格の公式ホームページ:https://chinatea.org/
- 資格取得の方法:講習を受講後、検定試験を受検。
2.茶芸師/茶芸技師
評茶員/評茶師とともに中国で国家資格に認定されています。
評茶員/評茶師同様、初級、中級、高級、技師、高級技師の5階級に分かれています。
元々、中国の茶藝関連の業務に従事するための資格であった背景もあり、茶藝だけでなく、茶葉の基本知識、お茶に関する中国の法律知識など幅広い知識を身につけることが必要になります。
- 資格取得費用(税別):費用は要問い合わせ※渡航費などがかかる場合あり
- 資格を管理している団体・企業:日本中国茶協会
- 資格の公式ホームページ:https://chinatea.org/
- 資格取得の方法:講習を受講後、検定試験を受検。
3.中国茶エキスパート
中国茶の知識を語り人に伝えられる人材を育成する目的で作られた検定。
ジュニア、シニア、マイスターの3つのコースがあります。
シニアコースを取得すると、アドバイザーやアシスタントができる能力を、マイスターコースではワークショップの開催をできるスキルを養えます。
- 資格取得費用(税別):ジュニア38,800円〜、シニア54,000円〜、マイスター205,200円(税込)※講座と検定料
- 資格を管理している団体・企業:日本中国茶協会(委託先:株式会社遊茶)
- 資格の公式ホームページ:https://chinatea.org/
- 資格取得の方法:講習を受講後、検定試験を受検。
4.中国茶インストラクター
日本での中国茶の普及を目的に中国茶インストラクター協会によって作られた資格。
華泰茶荘主催の初級・中級・上級の中国茶講習会をすべて受講した方のみ、受講・受検資格を得られます。
日本中国茶普及協会、日本国際茶文化協会でも、同名の中国茶インストラクターがありますが、こちらは全く別の資格になります。
- 資格取得費用(税別):費用は要問い合わせ※講座と検定料
- 資格を管理している団体・企業:中国茶インストラクター協会
- 資格の公式ホームページ:https://teamaster.org/
- 資格取得の方法:講習を受講後、検定試験を受検。
5.中国茶アドバイザー/中国茶コーディネーター
中国茶アドバイザーは、数多くの中国茶を状況や場所に合わせて選ぶことが出来る知識や教養を持てる資格です。
2001年より始まった歴史ある資格で、中国茶専門店や中国茶レストランなどで働く人が取得しています。
級が3つに分かれており、初級、中級、高級とあります。
- 資格取得費用:費用は要問い合わせ※講座と検定料
- 資格を管理している団体・企業:特定非営利活動法人中国茶文化協会
- 資格の公式ホームページ:https://cha-tea.org/
- 資格取得の方法:講座受講後、検定試験を受検。
まとめ
中国茶の資格は、現地発行のものも多く、費用が公開されていないものもあります。
茶芸師、評茶員は中国公認の資格でもあるため、取得すると中国でのキャリアも期待できるかも。
興味のある方は直接問い合わせてください。
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