ゴジベリーと言えば、最近メディアでも「スーパーフード」として取り上げられ、若者の間で話題の食べ物として知られていますが、実はゴジベリーは日本になじみ深い植物であることを知っていますか?
ゴジベリーとは、実は「クコの実」のことを指します。
杏仁豆腐の上に乗っかっている赤い木の実と言われれば、ピンと来る方は多いと思います。
この記事では、ゴジベリーの味や美味しい食べ方やレシピについてご紹介。
これからゴジベリーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
楊貴妃も愛用したといわれる、ゴジベリー(クコの実)
日本では「クコの実」で親しまれていますが、欧米では「ゴジベリー」と呼ばれています。
クコの実のクコは、東アジアを原産とするナス科の植物で、中国では古くから漢方として利用されてきた歴史があり、「神農本草経」にも、紀元前に書かれた中国の詩篇「詩経」にもその記載があります。
日本では、江戸時代の書かれた「大和本草」が最初とされており、昔からクコの実が愛用されていたことがうかがえます。
クコの実は、日本全域にも分布しており、認知はされていたものの、今ほど人気がある食品ではありませんでした。
近年、欧米でセレブなどが愛用しているとのことで注目され、「ゴジベリー」という名前で日本に逆輸入され、一大ブームを博しました。
ゴジベリー(クコの実)に含まれている成分って?
- カルシウム
- カリウム
- 鉄
- 亜鉛
- セレン
- ビタミンB2
- ビタミンC
- ゼアキサンチン
- ルチン
- タンニン
この中で特筆すべきなのは、「カリウム」「ビタミンC」。
ゴジベリーにはカリウムが1132mgも含有していて、カリウムを多く含む野菜として知られるほうれん草の690mgに対し、1.5倍近く含有しているのが分かります。
また、ビタミンCも100gあたり18,400mgで、代表格といわれるレモンでも100mgと比べてもダントツに含まれていることが分かります。
ゴジベリー(クコの実)はどんな味がする?
ゴジベリーは、ドライフルーツのような甘みはなく、特有の酸味と苦味があります。
個人差がありますが、「不思議な味」「味があまりしない」といった意見が多いです。
Twitterでゴジベリーの味についてどのような感想を持っているのか、いくつかピックアップしてみました。
高麗人参ぽいものと赤い実?がクコの実かなぁ杏仁豆腐に入っているようなものが。味は美味しく薄味でした(//∇//)
— ハナトコバト (@azykipanda) March 26, 2020
初めてクコの実を食べたが、なんともいえん味がする。
レーズンに近い気もするが。— とろなが@C92逆転王 (@toronaga_nyamo) 2017年3月15日
松の実とクコの実初めて食べたけどなんだこれ
前者は学校の帰り道、後者はホームセンターの空気の味がする— カラ梨 (@ku_karanasi) 2016年11月25日
まとめると・・・
・なんともいえない味
・ホームセンターの空気(?)の味
と、ホームセンターのような味という感想もありましたが、総じてゴジベリーの味は何とも言えない味、不思議な味という意見が多いようですね。
もしかしたら、人によって好き嫌いが分かれる味かもしれませんね。
色々工夫できる!ゴジベリー(クコの実)の美味しい食べ方・レシピ
ゴジベリーをそのまま(生)で食べても平気?
ゴジベリーはそのまま(生)でも食べることはできますが、味はなすのような独特の青臭さと苦味を感じます。
しかし、日本ではゴジベリーは乾燥タイプとして売られていることはほとんどで、まずお目にかかる機会はないでしょう。
色々な食べ物やヨーグルトや杏仁豆腐などデザートの隠し味やトッピングとして添えるのが一般的な食べ方です。
以下では、ゴジベリーの美味しい食べ方やレシピを少しだけご紹介します。
フルーツポンチをオシャレに!
フルーツ缶と炭酸水を混ぜて、そこにゴジベリーを足すだけ。
これだけでオシャレなフルーツポンチに。
フルーツ缶で十分な甘さがあるので、ゴジベリー特有の苦味・酸味があっても大丈夫!
スムージと一緒に!
フルーツスムージーにあわせてゴジベリーも入れるとさらに美味しく飲めます。
お好みのフルーツと一緒にどうぞ!
ドライタイプのゴジベリーを使う場合は、一度お湯で戻すと良いでしょう。
サラダに入れて、色と味のアクセントに!
生野菜サラダなどにそのまま入れるのもおすすめ。
赤い鮮やかな色見のアクセントになり、また味においてもアクセントをつけることができますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゴジベリーの味や食べ方について少しでも知っていただければ幸いです。
ちなみに、当社でもゴジベリーを販売しております。
当社山年々のゴジベリーは無添加100%にこだわったゴジベリー、ドライタイプです。
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